本日は、5回目となるリー先生直伝稽古でした。
武術祭や、蘇東成老師の来日に向けて、形意拳の全套路の伝授と、秘伝の稽古を教えていただきました。
■取り組んだ内容は以下の通りです
- リー先生の武術の歩みと、形意拳の師匠とのストーリー
- 形意拳の全套路の練り込み
- 三体式の金系、水系の対練
- 一点交差、二点交差の対練 など
<五行の套路>
- 金行劈拳(ピーチェン)肺
- 水行鑚拳(サンチェン)腎臓
- 木行崩拳(ポンチェン)肝臓
- 火行炮拳(パオチェン)心臓
- 土行横拳(ウンチェン)脾臓
【特別公開】
リー先生の形意拳師匠との出会いのストーリー リー先生の兄が、通信教育で形意拳を学んでいたそうです。
その教本は十二形意拳という12の動物の型を表現する本でした。 この形意拳は日本では広く知られていないこともあり、当日、リー先生は本を見ても動きが理解できませんでした。
そんな中、伊丹にカンフー教室があり、通い始めると、本で学んだ動きをまさに実践されているカンフー教室の先生に出会ったそうです。その後、練習を重ねて全国大会に出場されたそうです。
継続して稽古を重ねる中で、23才で師匠である上村先生と出会い、感銘を受けたそうです。 そして、その上村先生の師匠が蘇東成老師であると教えてもらったそうです。 蘇東成老師は、すべての最高峰の理論を伝承しており、 太極拳、形意拳、八卦掌の正当な伝統者であると言われています。 そんな中、彼が唯一認めているのは、リー先生の武藝団です。
蘇東成老師のすごさとして、 極真会館の空手の選手が命を落としかけるほどで、その空手会館の場所が壊れてしまったそうです。 そんな老師ですが、、最近、リー先生が、15年ぶり老師とZoom会議を行い、今回の最後の来日だそうです。
8月下旬〜9月上旬なので、真剣に学びたい方はぜひお楽しみに。
最後に、参加者された皆さんの感想をシェアします
- 蘇東成老師の凄さを感じました。
- 実体験で感じられるのは大切な機会だと思いました。
- 格闘技に見える稽古が、ゼロ化できた時に効果発揮できる。対練の時、意識が大事だな。
- 稽古で練り込みたいと感じました。
- 三体式ができないと稽古ができない。
- 最初から最後までとても楽しかった。
- 型なんだけど、型にはまらないエネルギーが出るところはどこか、今後深めていきたいです。
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